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この日は、奥迫川の大山桜の前にイーゼルを立てた。週末には、地元で桜祭りのイベントがあるらしいが、また、他の種類の山桜は咲き誇っている木もあるが、当の大山桜は1~2分咲きだった。まだ咲いていないのは聞いていたが、来週には帰柏するので、この機会を逃すと描けるかどうかわからないので、行くことに決めた。
急斜面でイーゼルを立てる場所は、細い道の上で、花見の人がいないのは助かる。朝はま逆光で、桜の樹はシルエットになる、だから、桜の花のピンクも色ツブレしてしまうが、この際は、満開の桜を想像して色と光を作った。イーゼル画のルールには反するが、許してネ。
描き終えて山を降り、麓の里を少し歩いたが、小規模だが棚田がまだ生きていて、青田や秋の実りの頃のこの辺りを、いつかは描いてみたいと思う。