ギャラリー仁家

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画中日記など(テキスト&動画)

画中日記その1(2018年9月〜12月)

投稿日:2018年12月11日 更新日:

画中日記』2018.09.10【第3回イーゼル画会展が終った】

第三回イーゼル画会展が昨日終った。目に見える大きな成果はなかったが、紙一枚の厚さも、何枚も重なれば分厚い立体になる。カオスではバタフライ効果といって、蝶の羽ばたきの小さな分岐が台風になったりする。分岐の種は、常にオールオーバーに平等に誰にも用意されているのだから、今回のイーゼル画会展での微細な出遇いと作品が今後どんな変化に結びつくか天のみが差配するのだ。その天の法(ダルマ)の軌持は「真・善・美」が貫いているのだから、いつどこでも手を抜かずに同じ態度で行動しなければならない。もちろん、その行動原理はお釈迦さまが説いた八正道だ。
明日から、再び玉に行くのでフェイスブックは一ヵ月休みます。一ヵ月後は『玉野だより』を再開しますので楽しみにお待ちください。遅れている、『全元論』の出版も着々と進んでいますので、近々上梓できるでしょう。時は過ぎ行くけれど、天のオファーは忙しい。

 

 

『画中日記』2018.10.29【一段落】

第三回イーゼル画会展が終って、9月11日に玉に再訪、10月8日に帰柏。帰柏して、フェイスブックにアップするために、今回玉野で滞在中に描いた作品の写真に、『玉野だより』の文章を付ける仕事が昨日終わった。27日には、出来上がった『全元論』の本が届いた。一度出来あがり、今回再度手直しをして完成させた6月の玉野での作品も全点完成させ、仮枠も作った。
明日から、やっと今回玉野で描いた作品を、完成に向けて手を入れる作業にはいれる。来月の15日に玉野に第三訪予定で、それまでに、何点完成することができるか、20点あるのでとにかく頑張ろう。今日は月曜日なので、恒例の、散髪を自分でして、10時13分のバスで手賀沼の日帰り温泉に行く。

『画中日記』2018.11.08【今年の中秋の名月】

今朝、いつもの通り、フェイスブックに私の「読書ノート」からの抜き書きをアップしたが、たまたまその文章が、道元の、中秋の名月にちなんだ文章だった。
今年の中秋の名月は、パソコンで調べると9月24日。玉野に滞在中だったので、私の惟一の外からの情報源であるパソコンがなかったので、確認出来なかった。お花見やお月見は、ちゃんと出来なくても、毎年確認しているが、今年は、多分月の出は雲に隠れていただろうが、残念。玉野での月の出は、描きたい所もあるので惜しかった。
それにしても、道元の言葉は身に沁みるなぁ。言葉に「物感」がある。

『画中日記』2018.11.14【明日から玉野に第三訪】

昨日は父親の命日なので、近年恒例の、市原の満光院に墓参。今日は、明日からの玉野行のための宅急便の荷物の梱包と発送。明日の早朝家を出て、お昼には玉のアトリエに着いている。
毎日ブログ代わりにアップしているフェイスブックも、今日から約一ヵ月間休載します。今回は12月の10日過ぎまで滞在予定で、帰柏してから第三回目の『玉野だより』で再開します。

『画中日記』2018.12.11【今日帰柏】

今日の2時半頃玉より帰柏。明日から、溜まっているこちらでの雑用をこなし、二訪目の作品と今回の玉で描いた作品を完成させなければならない。とりあえずは、第4回『イーゼル画会』展のDM作り。玉ではパソコンもないので、毎日絵を描いているだけで、楽しく充実していた。明日から『玉野だより』で玉での制作ぶりを投稿します。

『画中日記』2018.12.12【パソコンのおかげ】

第4回『イーゼル画会』展のDM作りと校正が今日終った。これも、入稿から連絡、校正がパソコンで可能になったおかげだ。玉で描いた作品も今日届いたし、頼まれていた『全元論』も今日これから、郵便局で発送するつもりだ。明日からまた、絵が描ける。

もう年末で、すぐに正月だ。来年の年賀状もそろそろ用意しなければならない。歳をとると1年があっという間に過ぎてしまうけれど、画家は時間の流れを証明する証拠を作品が現物として目の前に残る。おまけに、今はフラッシュメモリーとデジカメで簡単に保存と引き出しができる。保存した作品と、「画中日記」や「玉野だより」や今年描いた作品の写真を見れば、今年も充実した年を過ごした。来年は1月の中頃4度目の玉行の予定で、その後、2月5日から第4回イーゼル画会展が銀座の藤屋画廊で展覧。幸せな老画家だ

なぁ。

『画中日記』2018.12.28【iMacを購入した】

新しいiMacが26日に届き、その接続や、立ち上げ、データの引き継ぎ、などに時間がとられ、ルーティン通りに絵が描けない。でも、昨日で全部クリアし、スッキリした。

何度もアップルケアに電話して助けを借りたが、以前と違って電話もつながりやすく、応対も丁寧で、おまけに、パソコンを繋いで、画面上で教えてくれる。

旧パソコンは10年以上前のもので、その頃は、本を読みながら、まず接続、立ち上げから苦労したものだ。折角自分で作った、ホームページも昔の検索エンジン(古いね)の大手はヤフーしかなく、審査があって(それも他人からの推薦で選ぶ)私のホームページは載せて貰えなかった。だから、私はいまだにヤフーは敬遠している。

日本は、ネットでも世界一になるだろう。これだけ、きめ細かくフォローしてくれて、またフォローする人材がいて、だれでもネットに参加できるようになったことは驚くべきことだ。以前、本で、地方の山岳会のグループが、チッペットの村にパソコンをプレゼントしたということを書いてあったが、日本のように、ネット環境の隅々まで、きめ細かく、サービスとフォローがなければ、使いこなせないだろう。

これは、私のいう「全元論」で、世界は円錐形のように尖らせてはだめなのだ。一点豪華主義や、全体と部分に差があっては永続きしないのだ。

 

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