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この日は、番田の立石に登った経験から思いついて、明見氏に日当を払って、ジュリアンボックスを背負ってもらい、ついでに、タフテープで登山道の目印を結びながら大仙山に登った。二人で、おまけに重い絵具箱を持っていないので、今回は余裕で登り、前2回、道を外した場所も分かった。これで次からは、一人でも登れるだろう。
山頂のエリアが狭いので、描く場所とアングルの選択肢が少ない。『大仙山風景(1)』と同じような絵面(えづら)だが、イーゼル画は、何点描いても一期一会の状況で、目にはそのつど新鮮だ。
振り返って、海の方を見ると、海が全面に反射して、港や白砂川(しらさがわ)の川口が光っている。次回は、この風景も描いてみよう。