ギャラリー仁家

岡野岬石(岡野浩二)氏の作品、ならびにイーゼル画会メンバーの作品等をご案内しています。電子画廊ギャラリー仁家

玉野だより

『玉野だより』2018.12.09 【玉比咩神社の松(1)】

投稿日:2019年4月21日 更新日:

この日は、自転車にジュリアンボックスを後ろかごにしばり、前かごにキャンバスをのせて、アトリエの近くの、玉比咩(たまひめ)神社の大岩の間に生えている松を描きにでかけた。この岩は、神社の境内にあって、神社の御神体でもある。万葉集にも出てくる昔々から有名な岩で、地名の玉も、玉石とよばれ、そこから、この入江を玉村とよんだことからきている。ここは、造船所の出来る前は、小さな入江の寒村で、この岩の前まで汐入浜だったのであろう。子供の時は、大きな松が、本殿の参道の両側に生えていたが、今はもうない。この松も、ここまで育つには何年かかったのだろうか。一粒の参道の松の種が落ちて、ほとんど土のない岩の間に根をのばして、生きのび育ってきた。その松を、今ここでこうやって描いている。

まるで、「香厳撃竹(きょうげんげきちく)」や「拈華微笑(ねんげみしょう)」だね。香厳撃竹や拈華微笑は自分で調べてください。

ウエストポーチを忘れたので、翌日の写真を載せました。

 

 

-玉野だより

執筆者:

関連記事

『玉野だより』 2019.03.15【出崎風景(10)】

この日は、前日、前々日に描いた崖に、より接近してイーゼルを立てた。画面の半分を崖が占め、崖の上部も画面から切れている。 イーゼル画は、同じ風景でも、立ち位置によって画面がどんどん変わる。立ち位置の変化 …

『玉野だより』2018.11.21 【番田風景(2)】

この日も、前日と同じ場所でイーゼルを立てた。予定では、近くの違う場所と角度で描く予定だったが、天気が薄曇りで太陽の光が弱いので、同じ場所で縦構図で太陽を画面に入れて描いた。晴天の太陽を画面に入れると、 …

『玉野だより』2018.12.05 【波張崎風景(3)】

この日は、波張崎の先端にある、江の浜港の堤防から、海浜の風景を描いた。 子供の時から獺越鼻(おそごえ)や渋川でよく見ていた、瀬戸内でありふれた海辺の景色だが、明るいオーカー色の崖と、白砂の浜と、緑の植 …

『玉野だより』2018.09.19 【王子が岳風景(15)】

この日は、朝から晴れていたので、ニコニコ岩付近の松を描きにでかけた。背景に海が入るし、松の緑、白い砂の道の組合わせなので、日射しが変わらない晴れる日を待っていた。イーゼルを立てる前に、他の場所にロケハ …

『玉野だより』2018.09.28 【瀬戸内夕照(2)】

この作品は、午前中の快晴に続いて午後も快晴のため、落日間際の瀬戸内風景を描きに、急遽、4時頃タクシーで(明見君とは連絡つかず、中川さんは都合がつかなかったため)王子が岳に出かけた。イーゼルを立てた場所 …

◯岡野岬石の資料蔵 (岡野岬石の情報ボックス・別サイト)

◯お問い合わせ

岡野岬石作品の価格について

 

 

*各記事はカテゴリー内の記事タイトルをクリックしてお読みいただけます。