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この日は、昨日描いた同じ浜でイーゼルを立てた。今回は、前日と違って、場所も絵面(えづら)も決めていて、太陽の位置の関係で出発を1時間遅らせた。しかしイーゼル絵画は一期一会の現場でのセッションなので、結果どんな絵になるのか自分でも予想がつかない。贋作の天才ルグロもセザンヌの絵の贋作はできなかったし、セザンヌ自身も自分の絵のコピーは出来ない。だから、ネアカな私にはいつも「次の一点」の期待に毎回アドレナリンが全身に駆け巡る。そして、イーゼル画にスランプもマンネリズムもない。
イーゼル画は楽しいね。画料はすでに現場で支払わている。