ギャラリー仁家

岡野岬石(岡野浩二)氏の作品、ならびにイーゼル画会メンバーの作品等をご案内しています。電子画廊ギャラリー仁家

玉野だより

『玉野だより』2019.01.27 【出崎風景(丸山2)】

投稿日:2019年4月21日 更新日:

この日は、私が勝手に名前を付ける丸山浜でイーゼルを立てた。この浜では2作目で、旭日の当たる丸山と白砂の浜と波静かな海と快晴の空が美しい。天はなんでこんなに美しい風景を作るのだろうか。

その答えは、私が最近上梓した『全元論』を読めば分かります。「天そのもの、存在そのものがそうだから」、「世界はそうなっている」から。

この写真のような、無人の美しい浜で、朝の光に包まれて、眼前の風景と一体になって無心に筆を走らせる幸せは、まさに、「画家の畢竟(ひっきょう)地』だ。

 

-玉野だより

執筆者:

関連記事

『玉野だより』2018.09.19 【王子が岳風景(15)】

この日は、朝から晴れていたので、ニコニコ岩付近の松を描きにでかけた。背景に海が入るし、松の緑、白い砂の道の組合わせなので、日射しが変わらない晴れる日を待っていた。イーゼルを立てる前に、他の場所にロケハ …

『玉野だより』 2019.03.14【出崎風景(9)】

この日は、昨日描いた崖に、グッと距離を近付けてイーゼルを立てた。南面の崖は陽が当たると明るく光を反射して美しい。この岩が風化して、浜の白い砂になるのだが、東伊豆のごろた石の浜と、石の性質が違って、硬さ …

『玉野だより』2018.06.27【紫陽花】

朝7時半、中川さんの車で王子が岳に出発。現地でイーゼルを立てた時に、筆をジュリアンボックスに入れ忘れたことに気付く。溶き油を入れ忘れたことはあったが、筆を忘れたのは始めてだ。兵士ならば命取りのミスで、 …

『玉野だより』2018.09.25 【王子が岳風景(18)】

この日は、9月22日に描いた『王子が岳風景(16)』で描いたほぼ同じ場所の北向き(山に向いて)でイーゼルを立てた。岩は小さめだが、その配置は絶妙だ。 人間は「真・善・美」を新たに創造できないが、存在は …

『玉野だより』2018.10.02 【瀬戸内朝陽】

この日は、台風一過の快晴が続いたため、早朝、日の出海岸の砂浜に隣接する船着き場にイーゼルを立て、昇る朝日を待ち受ける。 目の前の、屏風島の距離が近いので、ナチュラルな視角で島と比較すれば、太陽が大きく …

◯岡野岬石の資料蔵 (岡野岬石の情報ボックス・別サイト)

◯お問い合わせ

岡野岬石作品の価格について

 

 

*各記事はカテゴリー内の記事タイトルをクリックしてお読みいただけます。