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この日は、前日王子が岳からの帰りに下見していた、出崎にイーゼルを立てた。出崎は沼(ぬ)側は車で入れるが、鼻の先側は、歩いては入れるが、普段ゲートで車では入れない。たまたま、中電工の工事期間中でゲートが開いている。どちらにせよ、出崎は国立公園なので、一部の私有地、私道の既得権ために、公園内に入る国民の通行権をゲートで閉め出すのはおかしな話だ。ここに入れるうちは、文句は言わないが、何かあったら柏に帰ってから、市や国に電凸しようとおもう。
この作品を描き終えて、明見氏に迎えを遅らせてもらい、岬の先までロケハンしてまわった。宇野側も胸上側も、美しい白砂の浜の連続で、瀬戸内風景のモチーフの宝庫だ。当分、ここに描きに来ることになるだろう。ウレチイナァ。